わたしは、大阪のビジネス街のビルの診療所で内科・胃腸科を開業していますが、幸い年間延べ2万人の方を診察する機会に恵まれ、多くの症状や悩みのご相談に応じております。
そのなかで かなりの方が 自分のささいな・ちょっとした症状が重大な病気の前触れではないか、あるいは、すでにかなり進行した病気かもしれないと心配して来られます。なかには、何軒もの(本当に5軒・10軒以上のかたもおられます)医療機関を受診し、そこで異常なしと言われてもまだ納得できずにおられます。このような方の無駄な受診を減らすことができれば悦びです。さらに 医療費の削減に寄与できればと願います。
なお、“かもしれない症候群”は、わたしの造語です。