大腸の病気で一番多いのがこの病気です。
便がまだ残っている。全部排便できない。このようなかたは、朝食のあとまず一度トイレに行き、いったんトイレから出ても まだ残った感じがして、またトイレに行かれます。
さらに、家を出る前、あるいは 駅で電車に乗る前などにまた行きたくなります。
何回も行くと、奥の便ほどまだ水分が多いので 下痢状です。
便を全部出そうと思うことが そもそもこの病気のはじまりです。
1時間トイレに座っていても全部出ません。
バナナぐらいの長さの便がでれば十分、便は残っていて当たり前と、今までの固定観念を変えるのが、治療の第一歩です。
発想の転換はなかなかすぐには無理ですが、よく効く薬がありますのでご安心ください。